富山 富山の正社員・派遣社員・パート
薬剤師の転職・派遣ならお仕事ラボ

富山県の薬剤師数は2,843人。人口10万人に対する薬剤師数は全国平均の226人を大きく上回り265.7人と全国4位です。この数字は、富山県は全国的に見ても薬剤師が充実している状況といえます。しかし、薬局・医療施設の勤務者の人口10万人に対する薬剤師数は全国平均170.0人に対し154.1人となっており、薬局・医療施設勤務者に限定すると全国32位まで下がります。

富山県内には病院107件、薬局435件、診療所763件があり、それら職場で働く薬剤師数は病院勤務が481人、薬局勤務が1,092人、診療所勤務が76人。富山県で働く薬剤師2,843人のうち、16.9 ％が病院、38.4 ％が薬局に、2.7 ％が診療所に勤務しています。
平成26年時点で、富山県内の人口10万人に対する薬局数は全国平均44.65軒に対し40.51軒であり、全国平均を下回っています。訪問薬局数は397軒で、人口10万人に対する訪問薬局数は全国平均37.64軒に対し37.23軒とこちらは全国平均とほぼ同数です。

富山県で働く薬剤師の平均年収は459.4万円で全国第41位。全国平均の515万円よりも55.6万円低くなっています。
また、富山県の病院・診療所、薬局・医療施設で働く薬剤師の平均年齢は46.8歳。全国の平均年齢45.3歳と比較すると、やや高くなっております。

富山県は「くすりの富山」と呼ばれ、薬に関して300年ほどの歴史と伝統があります。そのため、富山県では、薬業が主要な産業となっており、医薬品製造業も有名で製薬企業が多く、全国の配置薬業をリードする役目も果たしていることも特徴のひとつとなっています。。薬業には薬剤師が欠かせないため、富山県では多くの薬局や医療施設で薬剤師を募集しています。
富山県内の調剤薬局・ドラッグストアについては、大手のグループ薬局やドミナント展開しているものが多く、主要都市である「富山市」に集中しているため、薬剤師求人も富山市内のものが中心となりますが、市外エリアでの薬剤師需要は高く、高年収や好条件の求人がでるケースもあります。

参照：「平成26年（2014年）医師・歯科医師・薬剤師調査」、「賃金構造基本統計調査」、「きまって支給する現金給与額×12ヶ月＋年間賞与その他特別給与額」、「地域医療情報システム」